古書籍商的日常

日本のチベットと称される人口全国最低県の地方都市の廃れ果てた商店街で今にも潰れそうな古本屋を経営する独身生命体。

企画⑪ いつか脚本(ほん)の海で…(2015年08月07日 23時59分)

 

COMECON the Origin出張版の企画紹介ラストを飾るのは、
COMECON the Origin出張版と、ゲスト単独トークのラストを飾る人です。

アニメ脚本家の山口宏さん。企画タイトルは、
COMECON the Origin出張版「いつか脚本の海で…」
元ネタは、勇者王ガオガイガー最終話タイトル。
もちろん、脚本は山口宏さん。また、EDも同名の曲です。


youtubeにはオーケストラバージョン(元音源はCD「田中公平20周年な夜」)しかないのですが、歌詞がないのが非常に勿体ないので、ニコニコ動画貼っておきます。
いつか星の海で…

実は、個人的に「脚本家」なるものを意識し始めたのは、この作品が最初だったりします。
主人公たち小学生が、尋常でなくミリタリーを詳細に、しかも熱く語り出す回があって、
こんなバカな脚本(←誉めてます)、一体誰が書いたのかと調べ始めたのがキッカケでした。

しかも、この作品がまた熱いだけでなくSF的整合性が取れていて、
センスオブワンダーも感じさせる素晴らしい出来のものでした。
子ども向きのロボット作品で、まさかこれだけのものを見せられようとは。
このタイトル決めるのに最終話を見返したのですが、不覚にも涙が止まらなくなってしまい、
そんでもって、今日もブログに載せるために同タイトルのED動画を見て、また涙が……

アニメファンなら、この人が脚本を務めた作品は絶対に見たことがあるはず。軍事・SF・熱血からギャグや萌え・お色気まで。圧倒的な守備範囲を誇る脚本家のイージス艦・山口宏さんが、学生時代から見てきたもの、聞いてきたもの。その原点と、脚本家に至る経緯。そして脚本家のお仕事と脚本の妙を語る。


ということで、存分に語ってもらいたいと思います。お楽しみに!!